雑用水水質検査（散水/修景/清掃用水）

こちらは建築物衛生法に規定されている雑用水に必要な検査項目です。
大腸菌/pH値/臭気/濁度/外観　の合計５項目検査を行います。

■水質検査の対象■
　雑用水、散水用水、修景水(噴水、池水)、清掃用水等
■水質検査の頻度■
　pH値、臭気、外観→7日以内ごとに1回
　大腸菌、濁度→2月以内ごとに1回
■関連法■
　建築物における衛生的環境の確保に関する法律施行規則
　建築物衛生管理基準
雑用水とは、建築物内で発生した排水の再生水の他、雨水、下水処理水、工業用水等を、便所の洗浄水、水景用水、栽培用水、清掃用水等として用いる水のことで、日常の生活用として供給されるものではないものの、健康被害が生じるおそれがあるなど、衛生上の問題が指摘されていました。
このため、雑用水を供給する場合には、人の健康に係る被害が生ずることを防止するための措置を行う必要があり、建築物における衛生的環境の確保に関する法律では雑用水の維持管理基準が定められています。